【人を動かしたい人におすすめの1冊!】「ついやってしまう」体験のつくりかたを読んでみて。

ツイッターで話題になっていたこの本。気になって、さっそく読んでみたので、その感想とざっくりとした内容をお伝えします。
ちなみに、何かのプロダクトをつくってる人、営業、企画、インフルエンサーやクリエイターにもおすすめな本。人を動かしたい!って思ってる人向け!
Contents
ざっくりとした内容はこんな感じ
1+1=
この見出しをみて、「2」って自然と計算しちゃうよね。計算してって言われたわけではないのに。自然とね。
それがポイントで、誰でも簡単に直感でできるものを、やれと言われてないのに自然とやってしまうの。
本では、スーパーマリオのゲームに例えて書かれているのがまたおもしろい。
マリオを知らない子供にスーパーマリオの最初の画面を見せて、おもしろそうか質問したら、ほとんどの子がつまらなそうって答えるの。
任天堂のゲームデザイナーなら、画面のデザインで、最初からおもしろそうなゲームに見せることができたのに、なぜそうしなかったのか・・。
簡単で直感でできること。に注力したから。
「1+1=」的なことね。そして世界中でヒットしたゲームに。
人を動かそうって思うと、最初に目にするデザインに気合い入れがち。おもしろそう!やってみたい!って思われたくて。
でも人間の心理はそこじゃなかったんだね・・・。ふむふむ。
また学びたいと思う
でね、つい自然とやってしまう。そこから楽しくなって繰り返してやるんだけど、直感で簡単にできることでもやり続けると飽きがくる。
そこで、予想外なことが必要。
飽きたところで予想外なことが起きると、またやりたい!学びたい!って思うらしい。
その例が、ドラクエの「ぱふぱふ」を例えに説明してるんだけど、これまたおもしろい。ちなみに私はドラクエやったことないけど、やってみたくなっちゃったし。
確かに、私はOL何年もやって飽きた。そこでフリーランスになって、色々なこと学んだりチャレンジしてる。
ぬくぬくしてると意欲わかないけど、ピンチな時ほどすごい色々なことできたりしない?
そういうメリハリを仕掛けてあげることで、ついやってしまう体験を続けてもらうわけです。
その他にも色々
他にもね、すごくたくさんの例を使って、色々な行動心理が書かれてるの。
・共感するには何が必要か?
・成長を感じる為のアクションは?
・記憶に残るのは○○が動いた時
私が特にふむふむしたのは、この3点。
そして後半には、前半で説明した心理を実際の場面でどう使うかが書かれてるよ。企画、プロダクト、子供を動かすコツも書いてあるの。
スポンサーリンク読んでみた感想
ゲームでの説明がおもしろい
この本の著者が元任天堂の人なの。だから例えが全部ゲーム!
マリオ、ドラクエ、ポケモン、あとよくわかんないやつ・・・w ヒットしたゲームに隠された、ついやってしまう体験心理が本当におもしろいの。
てか、ゲームがこんなにも人の心理を考えてつくられてたことにも、プロの仕事ってすごい!って思った。
読みやすい
本を手に取った時に分厚いかな?って思ったけど、字も大きめで、絵や図が多くて、とても読みやすい。本読むの慣れてない人でも読めるやつだよ。
書き方も工夫されてて、読みながらたくさん質問がでてくるの。だから自分で答えを考えながら読めるから、わくわくするの。
ゲームを使った説明もだし、著者がこの本にもつい読んでしまう仕掛けをたくさんしてるよ。
SNS発信にも取り入れられる内容
で、私がこの本を読みたかったのは、私も人を動かしたい!って思ったから。
普段SNSを使っていて、フォローしてくれたり、コメントくれたり、私と同じ旅行先に行ってくれたり、ブログをはじめたり・・・。これって私も人を動かしてるよね。
良い意味で影響を与えられる人になりたいから、SNS発信においても、この本に書かれていることをどう活かすのか、想像しながら読んでみたんだ。
スポンサーリンクさいごに。
おもしろくて3時間で読んでしまった!そしてすごく為になる内容だったので、もう2回くらい読もうと思う。
で、本読んだ勢いで、誰かにおすすめしたすぎて、ブログをすぐ書きました。
これも著者の作戦か・・・。