【本音】OLを辞めようと思ったわけ。

opinion

私のブログやインスタグラムを見てくれている人は知っていると思うけど、「そろそろOL辞めます」という宣言。こういうことを言っていると、辞めてどうするんですか?有給も取れて海外たくさん行ってるのになんで辞めるんですか?などたくさん質問がきます。

そこでOLを辞めること、さらにその先のことについての私の気持ちや考えを、ありのまま書いてみようと思います。ちなみにここのブログで出てくる“OL”は全員当てはまるわけではなく、あくまでも私のOL生活の話しです。個人的な気持ちのアウトプットなので、ひまな人だけ読んでね。

OLでいるメリット&デメリット

メリット

“上場企業のOL”という肩書きはメリット。私は1回転職していて、小さい企業の営業をしていたんだけど、結婚や出会いを考えた時に、“上場企業のOL”の方が需要があると思って転職しました。私自身ベンチャー企業の方が好きだけど、この肩書きに安心した印象を持ってくれる人が多いのが現実です。

“社会的信用”になる。私の会社での業務で色々な人の審査をするんですが。その指標の1つが勤め先や勤続年数。住宅ローンなども、いわゆる安定した勤務先や雇用形態(正社員)だと通りやすいので、OLもメリット大です。

“ルーティーン”な生活。会社に出勤する曜日や時間が決まってるので、スケジュールを立てやすい。私の場合はごく普通の土日祝休みなので、平日は会社で会社終わりになにかあれば予定を入れるだけ。休日はお出かけしたり、のんびりしたりね。

“考えることが少なくて楽”。スケジュールもそうだけど、仕事をする上でも、自分で考えて行動することが少ないので、正直スキルが高くなくてもなんとかなる。企業勤めの良いところで、ちゃんと教育制度や先輩がついてくれるので、楽。

デメリット

“社会的信用と個人の信用は別”。メリットであげたローンを組む時の信用は会社員の方が良いけど、あくまでの会社のサービスや商品を、企画・営業するので、個人の信用&実績がない(場合が多い)。ので、会社の看板がないと、ただの人ってなりがち。

“満員電車&飲み会”が苦痛。平日往復2時間、満員電車に乗ってる時間を1年で考えると、約20日分になる。しかも寝ずに20日分ね。年間でこの時間分、不快な思いをしているとぞっとする。会社のつまらない飲み会も同じく。

“自分ではどうにもできないことがある”。組織なので、自分1人ががんばって、周りを巻き込もうとしても限界がある。そして、やる気のない同僚や上司が配属されても、変えることができない。会社で過ごす時間って、起きてる時間のほとんどだからメンバーが悪かったら、かなりの苦痛。

“やりたい仕事ではない”ことが多い。企画する内容、営業する商品、サポートするサービス・・・、これが本当に自分も良いと思って売っているのか?作っているのか?といつも考えてしまうの。私は正直自分の会社のサービスを、顧客側だったら使いたくない。けどそのサービスを運営しなきゃいけないという葛藤。

“グチが多い”。満員電車に乗って、気の合わない人と8時間一緒にいて、やりたくない仕事して、みんな気持ちが疲れてる。ので、グチが多い。それを聞かされるのもイヤで不快。

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OLを辞めようと決断

OLになった時は、さっき書いたメリットが欲しくてOLになったんだけど。実際に働いてるうちにデメリットの方が強くなってきたの。そんな苦痛、不快に思う時間が私の人生の大半を占めるのがイヤだなーって。それでも、OLでいるメリットもあるし、デメリットには目をつむって働いてきたんだよね。

私の性格上、目の前のことに手を抜けなくて。会社の売っているサービスが本気で良いと思ってないけど、仕事を全力でやってしまうんだよね。全力でやったおかげで社内で表彰されたり、プロジェクトリーダーになったりして、やりがいもあったよ。

だけどね、お給料は全然働かない社歴の長い人の方がもらってた。もちろん昇給スピードは早い方だったけど、それでも入社数年じゃ、入社15年の人とは全然お給料が違うの。私の方が3倍効率よく働いていたし、新しい仕事は私が教えてあげてたのにね。

そしてね、仕事ができない人に限って、口を開けばできない言い訳、グチを言うの。それを毎日必死で仕事している横で、聞かされて。そんなイヤなら辞めれば良いのに、辞めないんだよね。そういう人もたくさんいるんだよね、大企業って。

普通に色々やる気なくすような場面が多いんだけど。でも全力で働いてしまう自分。これで良いのかなってずっと考えてた。・・・で考えた結果、この全力でやってしまうベクトルを全て自分のやりたいことに向けて見ようと思ったの!

私もそうやって、不満やグチを言いたくないし、そういう人たちと同じになりたくない。もっと楽しいと思える時間を増やしたいと思って。そのために環境を変えた方が良いし、自分の好きなことをして、自分が幸せになって、周りの人も幸せにしたい!ってことで、OLを辞める決意をしたよ。

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どきどきと戦うことも決意

OLのデメリットが多く感じてきたから、やめよう!って・・・実際は簡単に決意できなかったんだよね。その理由は、プレッシャーや自分に自信がなくて、その先を不安に思ってしまってたから。

やったこともない道に進むのは、とても不安。しかも“OL”とかであれば経験者が多いけど、好きなことして生きてく!なんて、中々いないし、親も先生も教えてくれないもんね。

でも、こういう時に思うことがあって。私ってすごく恵まれてる。とても幸せなの。日本に、この時代に、両親の元に生まれて、友人やフォロワーさんもいて、理解のある夫もいる。そもそも日本のこの時代に生まれてることで、他の貧しい国に生まれた人よりかなり恵まれてる。

私が寄付をしているコンゴ共和国の女の子は、学校に行って勉強するのが大好きで、先生になりたいんだって。みんなが学校にちゃんと通えなかったり、衛生環境や給食制度もなくて、子供のうちに死んでしまう人だって、日本に比べたらたくさんいる。今同じ時間を過ごしている中に、こんなにも違う環境でがんばっている人がいることを考える。

私は、ぬくぬくと過ごしています。今も暖房の効いた部屋で、もこもこが気持ち良いパジャマを着て、サクサクのWi-Fiを経由し、20万円のPCを使ってブログを書いています。そのギャップがたまに自分の中で、どうにもならない気持ちになります。

日本は学習も衛生も最新技術も社会保障制度もあるんだよね。最高な環境なのに、なんでチャレンジしないんだろう!って。

正直不安はめちゃくちゃある。でも、こんな良い環境に生まれて、チャレンジしないのはもったいないし、逆に失礼なんじゃないかと。今私1人が寄付したところで劇的に変わりはしないけど、私がこれからチャレンジして、もっと活躍できるようになったら、もっと寄付したり、そういう考えを広めたい。そして私と同じように自分のやりたいことをチャレンジする人をサポートしたい。

ってか、日本のニュースが暗くて忘れちゃうけど、日本ってすごい良いところ。みんながもっと楽しくチャレンジすれば、もっとよくなるのになーなんて、話しが大きくなっちゃうので、この辺にしておこう。w

とにかく不安いっぱい!でも夢もいっぱい!不安を感じない生活に成長もわくわくもないと思うから、私は不安と向き合って、自分のやりたいことをしようと決意したよ。

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さいごに。

いつもは、ネガティブワードをあまり使わないようにしているので、自分の言葉で会社のいやな所を書くのにちょっと違和感。ちなみに、とてもとてもOL生活がイヤだったんだけど、自分の意思で就職していたし、自分の意思で続けていたので、周りにだらだらグチを言わないようにしていたよ。

そして、ただOLがいやだから辞める。のではなくて、わくわくする楽しいことをするために、次のステップへいくために辞めたかったんだ。

ってことで、辞める決意をしたけど、普通のOLな私。どうしたら、自分の好きなことで生きていけるのか、わくわくするのか、幸せなのか、そんなことを考え、1歩進み、準備をはじめました。

次のブログでは、普通のOLが普通じゃなくなるために、色々行動し始めたことについて、書いてみます。